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「大体、何で兄さんは私が朝ごはん担当の時は決まって寝坊するの!?当て付け!?私に対する挑戦状!?」
「まぁまぁ瑠音……落ち着いて」
「瑠璃は黙ってて!!」
「ふにゃぅぅ……」
騒ぎを止めようとした瑠璃が怒鳴られ、落ち込む。
「色々と事情があるんだよ。」
「どんな事情よ!?」
「ほら、瑠璃は無理矢理起こしに来るからさ……だから起きるんだよ。」
「無理矢理……?」
「あぁ。瑠璃は起きないと腹目掛けてダイブして来るからさ。」
「……なるほどね。わかった、今回は許してあげるよ。だけど、今度はこうは行かないかんだからねっ!!」
何を納得したのか、瑠音はリビングから去って行く。
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