機魔界戦記の始まり

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機体解説 イグドラシル 古代の遺跡から発掘された機魔。 異世界の者にしか扱えないというかなり残念な性質を持つ。魔力の変換効率が良く、基本性能は高め。 武装 【※名称不明】 平均魔力活性値7000。 先から魔力を放出する棒。 今は剣のようにして使うのみ。 これしか武装がない。 ファントム アカネが使うために作られた機魔。 ひょろりとしていて無駄がなく、その分魔力変換効率が良い。 武装 基本的に手ぶらだが、アカネの得意とする召喚魔法で攻撃する瞬間に武器を喚ぶ。 また、テレポートにより相手の背後に自機を召喚するという荒業もやってのける。 ただし、動いている相手を別の場所に飛ばすことはできない。 【魔力ナイフ】 平均魔力活性値4000。 小さいので、魔力活性値の割には魔力消費が少ない。 ブレイズ 紫色の刺々しい機体。シルバータイプ。 デスティニーの機魔は重金属を使った魔力塗料でコーティングすることにより、機体の魔力を底上げする。 諸々の性能が上がるが、パイロットへの負担が大きいので、銀を使ったシルバータイプは非常に少ない。 刺々しいフォルムはより周囲の状況を鋭敏に感じ取るための触角の役割を果たしている。 それはパイロットの罰樹の戦闘スタイル「先読み」に大きく貢献しているが、複雑な分、魔力変換効率が悪い。 だがそれをシルバータイプにすることで補うことに成功している。 武装 【リミットブレイクスルー】 平均魔力活性値10000。 強大な魔力が籠められた銃。 一撃でその魔力を全て消費し、耐久性に力を入れていないので砲身が融解する。 また、使用者の魔力を消費しない。 魔力の低い兵士が火力の底上げをするために持っていることが多いが、なぜかブレイズも所持していた。 【ショートレンジ・バズ】 平均魔力活性値2500。 通常、魔力を打ち出すにはそれなりの集中力が必要だが、魔力バズーカは打ち出す部分を機械任せにしているので、魔力を籠めるだけで良い。 また変換効率も、パイロットの負担が軽いため、良い。 しかしながら、そのせいで魔力を籠める→引き金を引く→発射というステップによるタイムラグが酷い。 逆にこのタイムラグを利用し、あらかじめ相手の行動を読み、攻撃を「置いておく」というのが罰樹の戦闘スタイル「ショートレンジ・バズ」である。image=358563569.jpg
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