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潜入!!デスティニー!!
この世界の理を否定した者は、最強の魔力を得るとともに、別の世界へと旅立つことが許される。
無論、この世界に留まることも可能だ。
そうして、この世界の理を否定しつつも、この世界に留まることを選んだ人間を、「マスター」と呼ぶ。
マスターは最強の魔法使いである。
そして、皆が目指す者でもあるのだ。
しかしながら、マスターの多くはその強大な力を使おうとはしない。
その理由を聞いても答えるマスターはいない。
ただ皆、マスターになるには世界の理を否定する必要があるとだけ、後世に遺して死んで行った。
世界を否定した先に、マスター達は何を見たのか。
一体なにがマスター達をああも無気力にさせたのか。
知るのはマスターのみ。
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