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そこは、長細い形の公園で入口の看板が無ければただの綺麗な遊歩道見たいな公園で 彼はその奥の植木の周りの柵に座った 彼は、驚いている僕を座る様に促し、 当たり前の様に話しを始めた 僕は知りたい事、本当の事を知る事が出来るんだ、何故だかね 僕は自分でも良く解らないけど彼の話に付き合う事にした、 「何故?」何故、僕は彼の話しを聞くんだろう 彼は続けた ただし、未来を知る事は出来ない、真実は未来も真実とは限らないしね 「未来が真実じゃない?じゃあ、真実ってなに?」 僕は彼の話を黙って聞いているだけだった 僕は、君が知りたいと思っている真実を知ってしまったんだ、自分の意思と関係なくね 疲れるんだこういうの 彼はそう言うとカバンから、暗い青紫の丸い缶を取り出して、そしてそこから、煙草を一本取り出して火をつけ、 それから、彼はまた話しを続けた そして、それを伝えなきゃならない だけど、助けたりする事ができない 助けたいと思っても、どうする事も出来ないんだ、 だから先に謝っておくよ、真実を伝えなきゃならないから、 時々あるんだ、自分の意思じゃなく見える事、 僕はなんだか怖くなり、彼とは、口を聞かないまま、立ち上がった、
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