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その時、彼は黙って僕を見ていた、そして10歩ぐらい離れた時、引き留める様に話しかけてきた
君の真実を見たのは、今朝、電車に乗ってる時だったんだ
電車がポイントの有る大きなカーブを通って揺れた時だったんだ
仕事に行く途中でね、
君の事が頭に浮かんで見えたんだ、よく有る話しさ、
僕は始めて彼に話しかけた
「そんな話し、有る訳ないでしょう!」
そのまま僕は歩き出した、
しかし、彼は気にした様子もなく、隣に来て一緒に歩き出した、
最初は、みんな信じないよ、君もそうだけど、君に今、時間が無いことは知ってる、今から、パーティーに行くんだ、でも、そこで君が真実を知る事になる、その前に君は、真実を聞いておけば、少なくともショックは少なくなる、
僕は立ち止まり唖然とした、彼に何を話せば良いのか解らなかった
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