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会議中
ギル「リゼリアには魔力が無いのか?」
魔導士A「恐らく無いのかと、魔力無しは今まで聞いたことないですし…」
ミシリア「聞いたことなくとも、現に魔力無しの子が居るのよ?」
魔導士B「我々が知らないだけで、実際は魔力無しの例があるのではないでしょうか」
ギル、ミシリア「確かにそうかもしれない、とにかく今は、リゼリアをどうするかだ(よ)」
魔導士A・B「そうですよね…貴族から魔力無しの子が産まれた…知られたらどんな噂になるか……」
ギル「仕方ない、情報が集まるまでは、辛いだろうが、リゼリアを地下に入れておくしか…」
ミシリア「もし、もしもよ、魔力無しの情報が集まった場合どうするのよ。私達が知らなかったということは、産まれなかった事にされているか、消されてる、て事になるのよ!」
ギル「とにかく、今は情報集めに集中しようじゃないか」
魔導士A・B「ですね。ミシリア様、今はお辛いかもしれませんが……」
ミシリア「わかったわ。リゼリアには、可哀想だけど…」
ギル「会議は終わりだ。我が家系に支えて来た魔導士よ、よろしく頼むぞ」
魔導士A・B「任せてください!」
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