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「私の赤ちゃん…」
優しい笑みを浮かべながら抱きしめるが、疲れているのか、赤子をメイドに渡すと寝てしまい。
「おやすみなさいませ、ミシリア様」
先ほど手を握っていたメイドが、優しくミシリアに毛布を掛けて微笑み、部屋を出ていき
「旦那様、無事に出産しました」
廊下に立っていた、いかにも貴族らしい風格をしていた男性に、軽く頭を下げてから報告し
「そうか、よくやってくれた。私はミシリアと赤子の傍に居る。お前は休んでいろ」
メイドに礼を言うと、静かに部屋に入っていき
「わかりました」
メイドは扉が閉まるまで頭を下げると、扉が閉まったのを確認すれば、部屋の前から静かに歩き去っていき
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