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「ギル、私達の子よ。可愛いでしょ」
「あぁ、可愛い子だ。私達の子供だから、魔力も期待できるぞ」
ギルと呼ばれた男性が、どうやらこの屋敷の主らしく、赤子を抱くミシリアを見て微笑み、優しく頭を撫で
「ミシリア、疲れただろう?今日はゆっくり休みなさい」
そう言って、赤子を抱くと、優しく毛布を掛けてやり
「えぇ、おやすみなさい」
ゆっくり目を閉じると、静かに寝息をたてはじめ
こうやって、物語の主人公となる子が生まれ
物語の幕開けとなる
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