タヒネ申

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舞桜「中身がスク水だぞ、中学男子なら萌死なのだぞ!」 俺「あとで飴でも買ってあげますから、大人しくしてて下さいね」 これで本当に大人しくなるのだ、飴というのは市販の棒付き飴の事を指す。 舞桜「ゆーまぁ、一がいじめるぅ」 優真「一、朝に弱い?」 確かに朝には弱い、起きて10分くらいは立ち上がらない時がある。 舞桜「じゃあ、毎朝目覚めのキスをしに行こうじゃないか!」 優真「おぉー!」 宇宙人の世話に魔王の相手、おまけに今日は体育祭の練習だ。 もうそろそろ夏の予感、新緑の桜の葉が俺に伝えて来る。 俺「空が青いなぁ…」 現実逃避が一番である、何事にもメリハリが大丈夫だと叔母さんが言っていた気がする。 休むモードに切り替えよう、正直に言って体が1日耐えられる自信が無い。 舞桜「とりあえず、昼休みは部室で待ってるからな!」 俺「放課後は行きませんからね」 放課後は忙しいと言うわけででは無い、何度も言う様に体力の問題なのだ。 学校に到着しても疲れる原因がいる、全く関係ない星から来た宇宙人である。 *「おはよう、御崎一」 俺「おう、おはよう…」 その宇宙人の名前は水城諒(ミズキマコト)、何故だかわからないが好かれているみたいだ。
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