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俺「優歌だけでもメニュー変えてやるのに」
優歌「地球に慣れたいだけですので」
優歌が地球の食べ物で好きなのは豆腐やスイートポテト、やはり豆や芋で止まるらしい。
優真達には好き嫌いが無い、地球の食べ物の情報を集めるのも仕事だからだ。
俺「そうか、わかったよ」
静馬「来客、いや、友達だと」
いつの間にか姿を消していた静馬が裾を摘まんで来た、玄関に行ってみると中学時代の友人がいた。
俺「えーと、すまん、名前を忘れた」
*「ひどっ!」
また一つ忘れてしまってた様だ、冗談を抜きにして友人の所までしか覚えて無い。
*「マッチだよ、町田丁亮(マチダチョウスケ)!」
そんな名前の人は記憶にある、少し考えてみると記憶が溢れて来た。
俺「あぁー!女子更衣室を覗いて殺されかけた…」
丁亮「黒歴史だ、変な事まで思い出すなよ」
仲が良いわけではなかったが悪くもない友人、何度か遊んだ事もあった。
丁亮「借りててそのまま忘れてたCD、返しに来た」
俺「俺ですら忘れてたわ」
インディーズのバンドのCD、今では有名になってレア物となったCDだ。
そんなに好きじゃないのに買ってしまった時は深く後悔した、オークションに出したら確実にお祭り騒ぎだろう。
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