第2章~出逢い~

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ミャール 「英雄さん…ですか?」 村人 「サイ君のお父様はこの村が 隣の村に飲まれそうになった時、 必死に国のお偉いさんに 頼み込んでくださったの」 ケイナ 「サイ君のお父様がいなければ この村はもうなかったかも知れないの」 サイ 「父はこの村を 死ぬまで守るつもりです。 ですからご安心下さい」 村人 「そうねぇ。 とはいえ、用心に越したことはないし。 気をつけるようにしなさいね? それでは私はこれで」 ケイナ 「はい。ありがとうございます」 サイ 「それでは。また」 ミャール 「神隠し…。 そんな事件が起こっていたなんて…」 ケイナ 「ごめんなさいね。 村に来て早々に物騒な話しを…」 ミャール 「いえっ…!こうして 村のことを知れるのは嬉しいです」
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