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(アルミヤ国の姫ミャールと
その付き人のリオナは
2人で小さめの丘へときていた。
その丘から見える風景はとても綺麗)
ミャール
「広い大空…綺麗な夕陽。
ここは素敵ね」
リオナ
「ミャール姫様。
そろそろお帰りにならなければ
国王様がご心配されますよ?」
ミャール
「そうね…。
もう、帰る時間なのね…。
あら?これは…」
(いつもお城の中にいるため、
外の空気をあまり吸ったことのない姫は
城の者に内緒で丘へときていたが、
それももうすぐ終わるのだと思うと
切ない気持ちへと変わっていく。
ふと下を見た時、姫の足下には
一輪の綺麗な花があった)
セイ
「そこどけよ。
邪魔だよ。邪魔」
リオナ
「いきなりなんですか!
初めて会った人間に対して
その態度はどうかと思います」
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