第1章~夕陽の見える丘~

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(アルミヤ国の姫ミャールと その付き人のリオナは 2人で小さめの丘へときていた。 その丘から見える風景はとても綺麗) ミャール 「広い大空…綺麗な夕陽。 ここは素敵ね」 リオナ 「ミャール姫様。 そろそろお帰りにならなければ 国王様がご心配されますよ?」 ミャール 「そうね…。 もう、帰る時間なのね…。 あら?これは…」 (いつもお城の中にいるため、 外の空気をあまり吸ったことのない姫は 城の者に内緒で丘へときていたが、 それももうすぐ終わるのだと思うと 切ない気持ちへと変わっていく。 ふと下を見た時、姫の足下には 一輪の綺麗な花があった) セイ 「そこどけよ。 邪魔だよ。邪魔」 リオナ 「いきなりなんですか! 初めて会った人間に対して その態度はどうかと思います」
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