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セイ
「煩い餓鬼。
なぁ、そこの女。
そこの花に用があるんだ。
どいてくれないか」
リオナ
「餓鬼って…あなたもそんなに
私と変わらないじゃないですか!」
ミャール
「リオナ、落ち着きなさい。
あなた、このお花の
お世話をしているの?」
セイ
「あんたに教える義務はない。退け」
ミャール
「…わかったわ。
ごめんなさいね、邪魔をしてしまって」
(ゆっくりとその場を退く)
セイ
「別に。
………まだここにいるつもりなの?」
ミャール
「え?
あの…。そろそろ帰ろうかと…」
セイ
「ならさっさと帰れば?
俺、一人になりたいんだ。
あんたらいなくなってくれたら
助かるんだけど」
リオナ
「なっ!
ちょっと生意気すぎです!
偉そうです!」
ミャール
「リオナ。落ち着きなさい。
今日はもう戻りましょう」
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