prologue

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月が夜を怪しく照らす時に 一つの大きな館・・・ とでもいうくらいの家にサイレンがこだました ウーンウーンウーンウーンウーン 「な、なにごとだ!」 1人の男が驚いたよーにいった 「クライン様!!大変です!!侵入者です」 「なんだ侵入者か、して人数は?」 「1人でございます。」 「それくらいでサイレンをならすな。侵入者の1人くらい迅速に消せばよかろう」 「それがクライン様、恐れながらすでに動けるものたちが私とクライン様だけでございます。」 「なに!!どういうことだ!」 「言葉の通りですよ。クライン・ザキト…」 「な、まさか貴様・・・」 「ソーリー…よい夢を」 執事らしき男がそういうとザキトと呼ばれた男が倒れていった 「確たる証拠発見しましたよ。それでは私はこの辺で」 男は一つの紙を机に置きこの屋敷からでていった・・・大きな鞄をもって 紙にはこう記されていた 親愛なるグラティッチの諸君一階厨房はいって3つ目の食器棚の下を見なさい… そこにこの貴族全ての悪行が詰まっている・・・ by幻影の魔術師
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