現実を見ていく物語

全ては高校から始まった

偏差値30代！

分かるように結構なアホ高校。しかも男子校。ここでは喧嘩もちょくちょく、タバコ停学当たり前。
まぁそんな大それたことでもないが、俺の中学時代とは違う環境。

月日が流れ2年生。辞めた人数はクラスで10人以上。
この環境にも馴染んできた。

高校入りたては面白い話することもなく、番長的な人が失神ゲームを逆らえないやつが、されたり、いじったりされてた。
俺も面白くなかったので、少しいじられてたりしてた。
確かにいじめのレベルではくなかったが、腹立つことばかりだった。

ある日、
｢お前ほんと不細工やな｣
と言われた。『ちょっとぐらい不細工でも』という気持ちと、小学校時代にバレンタインを3つ貰ったということで、信じられなかったというのもあった。
それから普通に言われるようになり、普通に言われすぎて気にならない。
言われたからといって、生活は何も変わらない。

慣れてきたころには小学校と中学と一緒で、いじる側の主犯をまたするようになった。
隣のクラスのターゲットがおり、いんキャラ同士休憩になると、そいつが友達と一緒にしゃべっていても無理矢理うちのクラスにつれていき、殴ったりしまくってた。
連れ去らる時、そいつの周りは知らん顔をしていたのを覚えている。
体育の時は部屋があくので、仲良くないやつの金を盗んだり楽しく暮らしていた。
コンビニやドンキホーテで万引き、釣具を盗んで転売。いろんな悪いことはしていた。
後、駅の階段をしゃがんでパンツ見たり(笑)

だが2年の中盤ぐらい。
｢女できてん｣
この当たり前に聞く言葉。女に興味がなかった俺にも彼女が欲しい。
ナンパしたり、紹介してもらったりしたが、なかなか彼女出来ず。

俺はここで気付くべきだった。不細工すぎだと･･･