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「うおりゃあああっーーー!!!!!」
琴美の叫び声とともに目の前にあるパンチングマシンがバシンッと鈍い音を鳴らす。
すると、パンチングマシンの横にあるメーターが数字をクルクルと回転し・・・やがて止まった。
メーターが表している数字は
100キログラム。
とても普通の女の子にはだせない結果。
しかし彼女は満足していないのか「まだまだなぁ」と呟いた。そして彼女は私五十嵐遥(偽名)に話をふってくる。
「遥もやってみない?かなりストレス発散になるよ?」
「ん、分かった。やってみるわ。」
私はパンチングマシンの前に立ち深呼吸し左の拳をそれに打ち込んだ。
メーターがクルクルと回り始める。
そして結果は・・・110キログラムだった。
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