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「さて・・・と親を褒めるのはこれくらいにして、下に行って飯でも食いに行くか。」
俺はベッドから勢いよく起き上がりピカピカと輝いている電気を消し下に向かった。
ーーーリビング
リビングのテーブルにはいつの間にかたくさんの料理がたくさん置いてあった。
母さんとハルカが俺を待っていたのかこちらを見つめながら席についていた。
そしてーーー父さんは、なぜかキッチンで洗いものを洗っていた。
「父さん・・・なにやってんの?」
俺の言葉でピクリと背中で反応すると父さんは鍋をタオルで拭きながらこっちに振り返る。
「なにって・・・料理つくったから使った鍋を洗ってるに決まってるじゃないかぁ。」
「なに、えなりか○き風に言ってんの!?しかもめっちゃ似てるしっ!・・・・・・じゃなくて!なんで父さんが料理つくってんの!?」
「ふふふっ、よくぞ聞いてくれたな翔。それはだなーーーー語るにはHU○TER×H○NT○Rが終わるまでかかる。それでもきくのか?」
「いや、いいわ。めんどくさい。」
もうどうでもよくなったので父さんをスルーし椅子へ座る。
だが父さんはそんなのおかまいなしに話を続ける。
「父さんはなーーー昔調理師を目指していてな。その旅の途中で母さんに・・・・・・出会ったんだ。」
「なにその無駄な過去の設定!!!」
「ちなみに父さん免許持ってません。てへっ!」
「いやいやいやっ!!!!!てへっ・・・ですまないからねっ!?食中毒でも起こしたらどうしてたんだっ!!」
「たしかに真面目にやばいな(笑)。」
「あんた絶対真面目に聞いてないだろう!(笑)とかつけてる時点で!」
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