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「馬鹿が」
「お前なんで地球上にいるの?」
「なんだ、まだ生きてたのか」
「いい加減死んだら?」
「っつか死ね」
「死ね」
「死ね」
頭に永遠と響く。
バッ
起きたら朝の7時だった。
チュンチュン
鳥が楽しそうに鳴いている。
僕も心で泣いている。
一階に降りると、優しいママがいた。
「あ、祐輔、おはよう」
僕の名前は"高橋 祐輔(ユウスケ)"
中学生だ。
『おはよう』
僕は笑顔で答える。
ママが用意してくれた目玉焼きとご飯。
僕ん家は父親がいなくなったからか、裕福な生活はしていない。
貧乏というやつだ。
今日も学校行きたくないな~…………。
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