限りない地獄

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学校に着くまでの道のりも怖かった。 ビクビクしながら歩く。 後輩にも… 「あ、先輩~、おはようございます~」 後ろから来ていた後輩に、胸に付けていた名札を取られた。 はぁ… 「あれ…取りにこないのか」 ポイッ 『あ』 グシャッ!!! 「お先に行ってますね~」 無様に壊れた名札を見る。 『最後の一個だったのに…』 学校の敷地内に着くと早速先生に会った。 『おはようございます』 無愛想に挨拶をする。 次に先生はどうでたか。 「名札を付けろ」 頭を叩かれた。 平手だが本気で。 ボサボサになった髪を整えずに、教室に歩きだした。 『いつもよりはマシだ…』 少し安心しながらも、この後の事を考えたら鳥肌が立つ。 『今日は月曜日だ…………』 なぜ学校を休まないかって? 成績の為だよ。
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