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「さてと、そうと決まれば善は急げだ!
早速予告状を書こうかなっと♪」
怪盗の仕事のどこが善なのだろうか、それは置いといて。
音子は読んでいた新聞を放り投げ、机に向かい熱心に予告状を書き始めた。
数分後、予告状を書き終えた音子は部屋を出た。
音子は狭い路地を抜け、オフィス街に出た。
周りの人々はみな自分の仕事の為に忙しく歩いていた。
音子は周りの人の波を軽やかにかわしながら、悠然と歩いていった。
オフィス街を抜けしばらく歩いた音子はあるスクラップ置き場に来た。
よく見ると看板があり、
『~メタルスクラップ~』
と、書かれていた。
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