25人が本棚に入れています
本棚に追加
/23ページ
そのまま、無言で見つめ合ったまま、沈黙が続いた。
その空気を破って声を出したのはじゅんすだった。
「ヒョン!ごめん!ちょっとびっくりしちゃった~。」
じゅんすはあきらかに無理にあかるくしていて見てるこっちが痛々しかった。
何とか、雰囲気を明るくしようと頑張っているじゅんすをみつめる。
そのとき、見てしまった。
腕を振りながらなんとかごまかそうとしてるじゅんすのめくれた裾から見える
無数の痛々しい傷跡が……。
最初のコメントを投稿しよう!