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トントン
「ねぇ、じゅんすお願い。ドア開けて?」
「やだ!」
「お願い。もうあんなことしないから」
説得してから15分やっとじゅんすはドアを開けてくれた。
開いた瞬間にじゅんすを優しく抱きしめる。
「ねぇ、じゅんす。一個だけ聞いて」
じゅんすの頭を撫でながら優しくきくと、こくんっと頭が動いた。
「その傷ってユチョンは知ってる?」
じゅんすは、急に血相を変えて泣きながら叫んだ。
「知らない!知らない!」
もしかして・・・考えたくはない。でもそれしか考えられない気がする。
「その傷ってユチョンのせい?」
じゅんすの顔から血の気が引いた気がした。
「ヒョン!お願いユチョンには言わないで!」
あまりのじゅんすの痛々しさにジェジュンも涙が出てきた。
「どうして?こんなになってまで付き合ってる必要ないよ」
じゅんすは首を思いっきり横に振る。
「僕はユチョンを愛してるんだ!好きで好きでユチョンがいなくなったら僕生きていけないよ!」
ジェジュンは胸が締め付けられた。
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