25人が本棚に入れています
本棚に追加
/23ページ
『あ、これもじゅんす好きだ』
スーパーでツナを買いに来てから30分、やっぱ大きいスーパーなだけある、じゅんすの好きそうなものがたくさん。
じゅんすの喜んだ顔を想像していたらいらないものばかりでカゴの中がいっぱいになってしまった。
『あ、ツナ!』
じゅんすで頭がいっぱいな僕は肝心のツナを買ってないことにきずき、もう余計なものをカゴに入れないように、走ってツナを買い、スーパーをでた。
『あー、超おも。』
両手に大きな買い物袋を下げて足をひきずりながら歩く。
馬鹿だ僕、調子にのって買いすぎた…。
すごく今更な事を思いながら、泣きそうになっていると、急に片方の腕が軽くなった。
驚いて、隣を見るとどんな女の子でも落とせそうな完璧なミッキースマイルをしたユチョンがいて
『何買ったらこんなでっかい袋になんだよ。』
って言って、笑った。
最初のコメントを投稿しよう!