問題編1

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「その件なら良かったじゃない!晴れて、全国の中高生の憧れになったのよ」 遠藤が笑いながら言うのが、電話ごしでも分かった。 「それが嫌だって言ってんでしょ」 黒田が呆れた口調で言い返す。 「まぁまぁ。そんな事より、今日はあなたにも重要な情報を入手したから電話したの」 黒田は期待もせずに黙って聞いていた。
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