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電車に乗り悠のメールの返事をして駅についた。そこにはいつもより気合いの入った赤髪。桐生先輩は私に気づくと、近づいてきて
桐生「さすが早川!!」
と背中をバンバン叩いてきた。
駅から少し歩きカラオケボックスに入った。桐生先輩は受付をスルーし奥の部屋の前で私を手招きしていた。
桐生「もう集まってんだよ。」
と。
中を覗くと、いかにも合コンで気合い入れてます!な男女。私を入れて5対5らしい。
女の子たちは私を見て待ってましたと言わんばかりに集まってきた。
私は桐生先輩の隣に座り、一番奥の男がマイクを通しながら
「改めて自己紹介しよっか!俺は宮川晴斗(ミヤガワ ハルト)」といった。
まとめ上手なこの男は晴斗と言うらしい。色素の薄い茶色の短い髪にチャラチャラした口調。
宮川晴斗はマイクを隣に渡した。
「俺は宮山 啓(ミヤヤマ ケイ)です」
と黒髪の好青年風の男はいった。
マイクを隣に渡し
「俺は武(タケル)やでーたけちゃんって呼んでな!!」
盛り上げ約であろうたけちゃん。
そして桐生先輩がマイクに向かい
桐生「俺は長澤桐生。でこいつが早川岬。」
桐生先輩が私を紹介してくれた。
そして私の自己紹介もしたくせにマイクを渡してくる先輩。
岬「あ…よろしく。」
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