自殺

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「ん?」 窓辺に白い服を着た、1人の少女が立っていた。 「ねっ、ねえあそこにまだ子供が取り残されていますよ!」 女の肩を激しく叩きながら男は、窓辺の方に指を差す。 「え~!どこどこ?な~んだ、いないじゃない。脅かさないでよ~」 女は手をパタパタさせて言った。 どこ見てるんだこいつは!と思いながら少女の方を指差して言った。 「ほらあそこに!」 「やめてくださいよ~」 くそっ!だめだこいつ!速く助けないといけないっていうのに!
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