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あれは幼稚園の年長さんの時、別の幼稚園に通うタイキ君と私の間で起きた出来事。
託児所に預けられている子達はみんな大体小さい子達で、私とタイキは一番年上だったためお昼寝の時間は毎日二人で起きて静かにその時間が終わるのを待っていました。
部屋の隅に組み立てられている小さな家が二人の時間を過ごす場所でした。
暇ありゃキスを繰り返す幼稚園児(笑)保母さんにも制止される程にしつこく、しつこく。ある日、保母さんがタイキの母に話をしたらしくタイキがキスを嫌がるようになり、もう終わりにしよう的な(笑)そんな事を言われてしまった私。
泣きべそをかきながら……
「悪いとこがあったら直すから、許して。やり直させて。」
何度も言いますが年長さんです。(笑)
喧嘩をしている最中の母のセリフを知らぬ間に覚えて使ってしまっていたのです。
驚き、意味が分からず困惑するタイキ、泣いてる私、その状況を見て驚く保母さん(笑)
きっとこれが人生初の修羅場(笑)かわいいもんですなぁ。
実はこの時点ですでに、家庭内では取り返しのつかないことになっていたと聞いたのは十何年後の話。
それは一旦置いておいて、次のお話へ参ります。
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