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「えー、では割り箸の先と同じ色の人と集まって班を作ってー」
織田先生は手袋をつまんではなしてを繰り返した。
織田先生は能力ゆえに学校側からいつも手袋をするように言われているから先生は茶の革の手袋をしているが季節が季節のため
今手袋の中は、汗で気持ち悪いだろう。
クラスは三十二人いて班は八人の四班に分けられた。
「せんせーい、この班どうしてですかー?」
女子生徒が先生に文句垂れた。
緑班には木更津(キサラヅ)と天宮(アマミヤ)と柏木(カシワギ)がいた。
「そんなこと言うなよー」
冗談混じりで木更津が女子生徒に言った。
フールは平然とし、天宮は表情が暗い。
だと俺は安全か。と、俺は思った。
なんせ誰も俺が能力者と知らないのだから。
俺は心の中で三人に悪いねと言った。
俺の班は赤班だ。
微妙だけど特に良くも無い班だ。
話し合いの結果で俺は保健係になった。
よくある暇な係だが怪我を誰かがしたら忙しい係だが俺の能力がそうはさせない。
俺の能力は・変身・
体全体を使いありとあらゆる物に変身する能力。
遠足は前半はバーベキュー後半は山の中を班で自由行動だ。
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