プロローグ

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布団を剥ぐとそこにはイヌミミを着けた一人の女性が寝ていた。 「うぅ、あ。日向おはよう。」 あぁ、おはよう。何だかなぜ俺の布団の中にいる? 「日向のお布団暖かったから。つい、モゾモゾと。…」 ん?どうした? ポチは顔を徐々に近づけてきた。 「魚の臭い。」 あぁ、さっきタマが起こしに来たからな。 「タマばっかりズルい。私も。」 ポチはそう言い抱き着きついでにキスをしてきた。 「タマの後、魚臭くてヤダ。でも日向だから気にならない。」 そうかい。着替えたいから外に出てもらえるか? 「分かった。」 ポチは布団から降りるとテッテッと小走りで出ていった。
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