携帯の部屋 全15頁

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ブーッブーッブーッブーッ 台所で水をコップに注いでいると携帯が鳴りだした。 きっと友達だろうと思って急いで電話に出た。 『もしもし。』 「あっ香菜??珍しいじゃん、電話に出るなんて。」 『え??お姉ちゃん??なんで電話してくんの??』 携帯から聞こえてきたのは確かに姉の声。 「なんでって、用事があるから電話したんでしょ。」 『用事って、家に居るんだから電話しなくていいでしょ??しかもしゃっくり治まってるし・・・』 「は??何言ってんの??あたし今友達とカラオケに居るんだけど・・・??」
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