出会い

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「…行ったかな?」 少女は隠れていた木箱の陰から出てくる。 少女は容姿に似合わない、ボロボロの服を着ていた。 急いで逃げてきたようで、素足で歩いている。 だが、それでも目を見張るほどに少女は美しかった。 整った目鼻立ち。 胸は大きく…だが、大きすぎず、腰はしっかりとくびれている。 ヒップも引き締まっていて、その先からスラリと綺麗な脚が伸びていた。 だが、一際目立っていたのは少女の頭から伸びていた、キラキラと輝く銀髪。 容姿だけなら、一国の姫と間違える程。 そんな少女が、ボロボロな恰好で歩いているのだ…目立たない訳が無い。 「居たぞッ!!!」 そう、今まで見つから無かったのが不思議なくらい。
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