第一章「ヒトラー石川帝国」

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年上パートに馬鹿にされたら終わりである。そんな感情が過剰に現れて石川律子帝国は女版ヒトラーのように厳しいものであり石川独自指導とルールが決められた。 チェッカー飯田と石川律子を例として紹介、まず出勤したら石川本人に挨拶をする。 「おはようございます。10時~4時勤務の飯田。勤務に入ります」 まるで自衛隊のような朝の挨拶である。 挨拶される石川は笑顔もなく無表情で一言「おはようございます」 ここは刑務所と勘違いするほど華もない。 勤務前からテンションを下げる挨拶後に待つっていることは石川と一緒に店舗のバクヤードに行き発声練習。 お腹に手をあて接客七題用語を叫ぶ。 石川と距離を2m離れることが義務付け。 2メートル先の石川に聞こえない声では何度でも「もう1回」が繰り返され勤務の許可がでないのである。
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