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「テメェ!
あんまふざけたことぬかしてんじゃねぇぞ!」
亜由美は迫力ある怒りの形相で私を睨んでくる。
あぁ~ どうしよう
アユちゃん、
本気で怒った時の目をしてる……
その凶器の様なガンつけに、
私はビビりまくり
膝はガクガク震えて、
股間は
「オシッコちびってもいいかなぁ~ 」
「いいともーー!!!」って、
危うく言いそうになっていた。
でも、アユちゃん
何でこんなに怒ってんだろ?
そりゃアユちゃんが
短気なのは知ってるけどさぁ
何もここまで怒り狂わなくても………
「おい!お前ッ!」
「ははははいッ!」
ビビって慌てて返事をしちゃう私。
「アタシらの大事な
マブダチの名前騙りやがって!
そんなことする奴は
誰だろうと絶対に許さねぇぞコラァ!!!」
………ア
………アユちゃん
私はジーンとして
瞳が潤んだ。
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