“瞳孔反射の虹” 紅 美鈴

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「外界☆」 「げかっ…今なんと?!」 お思わず、握っていた謎の紙キレ をはらりと落としてしまいましたけどそれ所じゃないですぅ!! 「簡単でしょ美鈴ちゃんなら」 「いやいや簡単と申されますけど…ほっ本気なんですか?!」 狼狽しながらテーブル越しに 咲夜さんにと詰め寄るわたしを 肘を付いて、マックスの笑味で眺める平常心の咲夜さん なんか こわいです… 「“本気”よそして“総意” でもあるわ」 「そっ…そんなぁ~… しかも“総意”ってまさか…」 「そう 私、十六夜咲夜を含む お嬢様、パチュリー様 の“総意”ね」 「なんと…」 あ頭がくらくらします… あぁ…もう美鈴はわかってしまいました…全てはこの為に… だから突然 咲夜さんの態度が豹変して… 「ふふ そんな震える程喜んでくれるなんて嬉しいわね! あっ これそのお土産リストね」 「ええっお土産ですか?はぁ… …レミリアお嬢様が、えっと “トマトジュース百年分弱”で パチュリー…様は “外界の本、約千冊”ですか… っいや! 規模でかッ!! このお二方に至っては む…無茶苦茶ですよぅ~!」 「因みに此処と外の通貨は違うみたいだから…調達は自分でなんとかしてね♪」 「…それは…つまり…ッ…!」  
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