“瞳孔反射の虹” 紅 美鈴

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「自給自足の素晴らしい労働ry あいや、素晴らしい生活が… 美鈴ちゃんを待ってるわよ!」 「…そ……そん……ぐはッ!…」 怒涛の展開を前に、 わたしはばたり とテーブルに 突っ伏してしまった…。 うっ――うわぁああん!! だから言ったじゃないですか! だだっだ!だから! 咲夜さんに呼び出されると ろくな事がないんですよ!! 少しでも期待したわたしが… わぁああ!!ばかばか!! あんぽんたん!おたんたちん! 「…どうしたの 自分の頭なんかポカポカ叩くなんかりして 悪いの?頭が悪いの?頭?」 「――ッ!あ…いやすいません(何故そんな頭悪いを連呼して…) お話は以上でしょうか…?」 「後は伝える事は伝えたし 今日は自由にしてて良いわよ。 しばらく帰って来れないかもしれないわけになるわけだから♪」 「そんな今生の別れみたいに言わないで下さいよ~」 飛び切りの笑顔を残して わたしが食べた後のトレイを手際よく一緒に重ねながら 咲夜さんは去っていった… ぽつん と一人残されたわたし 「…あぁ…わたしは…」 がっ と頭を抱える そうでもしないと眼がぐるぐる回ってるから床に倒れちゃう 大変な事になってしまった 外界に行くなんて…うぅ… 「一体わたしは ど~したら良いんですかぁ!」  
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