44人が本棚に入れています
本棚に追加
「自給自足の素晴らしい労働ry
あいや、素晴らしい生活が…
美鈴ちゃんを待ってるわよ!」
「…そ……そん……ぐはッ!…」
怒涛の展開を前に、
わたしはばたり とテーブルに
突っ伏してしまった…。
うっ――うわぁああん!!
だから言ったじゃないですか!
だだっだ!だから!
咲夜さんに呼び出されると
ろくな事がないんですよ!!
少しでも期待したわたしが…
わぁああ!!ばかばか!!
あんぽんたん!おたんたちん!
「…どうしたの 自分の頭なんかポカポカ叩くなんかりして
悪いの?頭が悪いの?頭?」
「――ッ!あ…いやすいません(何故そんな頭悪いを連呼して…)
お話は以上でしょうか…?」
「後は伝える事は伝えたし
今日は自由にしてて良いわよ。
しばらく帰って来れないかもしれないわけになるわけだから♪」
「そんな今生の別れみたいに言わないで下さいよ~」
飛び切りの笑顔を残して
わたしが食べた後のトレイを手際よく一緒に重ねながら
咲夜さんは去っていった…
ぽつん と一人残されたわたし
「…あぁ…わたしは…」
がっ と頭を抱える
そうでもしないと眼がぐるぐる回ってるから床に倒れちゃう
大変な事になってしまった
外界に行くなんて…うぅ…
「一体わたしは
ど~したら良いんですかぁ!」
最初のコメントを投稿しよう!