第3章

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第3章

私の朝は早い。毎日6時に携帯のアラームと共に起きる。6時に起きる理由はただ一つ。 朝の芸能情報を入手するためだ。6時10分には1つ目の番組の情報を入手し、それが終わるとすぐ、チャンネルを変え他の番組をチェックする。とゆうように毎朝3つのテレビ局の芸能情報を見るのが日課だった。6時40分には、出かける準備をし、7時には家をでるようにしている。 こんなに朝、早く家をでなくても正直学校には間に合う。ただ、朝一番に教室に入り、一人で窓の外の景色をみながらゆっくりするのが好きだからだ。 しかし、今日は、後輩に誘われるまま、一緒に学校にいく約束をしてしまった。 いつもと同じ時間にでれば待ち合わせのコンビニには余裕で間に合うと思いながら、私は、耳にヘッドフォンをあて、自転車をこぎ出した。
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