第2章

4/7
前へ
/15ページ
次へ
「本間やし。ァタシだって、そろそろ新しい彼氏ほしいしな。」 と私がゆうと、少し怒った様子で「ええ人探せよな」と言った。 私達が話すようになったきっかけは、 「せっかく隣りの席になったんやから話くらいしようよ。話さんのも気まずいしさ。 隣の席になるのが付き合っとる時やったらよかったのにな。」 と言ってくれたからだ。 私も正直気まずかったし、振られた傷も少しは癒えてきたころだったから、少しは彼のことも許してあげないといけないと思い、承諾した。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加