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届かなかった願い
ねぇ、今も君を想っているよ
君は星になるんだと
病室のベッドで
私に微笑んで見せた
ねぇ、私はもう立派な大人だよ？
そんな非現実的なこと
信じる年でもないのに
君は言ったよね
星になって
いつまでも私を見守っていると
私の願いはね
私を守ってくれることじゃない
君が傍にいてくれることだった
ねぇ、君がいない今も
誰かに守られている気がするよ
きっと君の願いは叶ったんだね
でもね、私の願いは届かなかった
君が傍にいない
それでも私は
君のおかげで
今日も生きているんだよ
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