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「・・痛い・・・。」
翌朝、私は最高に最悪な気分で目が覚めた。
動く度に全身に走る痛み。
熱を出した時のような不愉快な暑さ。
呼吸をするのもダルいような倦怠感。
・・それから、頬に感じる違和感。
私は嫌な予感を感じつつ、サイドテーブルに手を伸ばし手鏡を掴んだ。
恐る恐る鏡を覗き込んで絶句した。
・・最悪・・・。
頬が赤く腫れている。
昨日は全く痛みなんて感じなかったけど。
アリサは手加減無しで私の頬を叩いたらしい・・・。
時計に視線を移すと7時30分。
学校に行くなら準備をしないといけない時間。
このくらいの腫れならメイクで誤魔化せるけど・・・。
制服に着替えるのは無理かもしれない。
今日まで休もう。
私は持っていた鏡を布団の上に放り投げた。
とりあえずタバコでも吸おう・・・。
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