エピソード13
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「・・違う。」 「えっ?」 「凛がこんな香水をつけるはずがねぇ。」 「・・香水?」 「あぁ、男物の香水の匂いがする。」 “男物の香水” その言葉で、思い浮かんだのは響さんの顔だった。 確かに、響さんが帰ってすぐは、微かに香りが残っていた。 だけど、本当にそれは微かな香りだった。
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