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「それで?」
「は?」
「ちゃんと説明するまで今日は帰さないわよ。」
とうとうアリサは脅迫まがいの脅しまで掛けてきた。
助けてくれる人もいない上に誤魔化しも効かない事を悟った私は仕方なく口を開いた。
「だからどっちとも付き合ってないって・・・。」
「嘘は聞きたくないから。」
「・・なんで嘘なんて吐かないといけないのよ・・・。」
アリサはまっすぐに私を見つめてて
その視線は私の心の中まで見透かそうとしているみたいだった。
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