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いくら苦しんだって キミとキミを包む現状は何も変わらないね
例えばロープで首を?
ナイフでその手首を?
動き出したのはキミだけなの
何一つすがり付く棘も見当たらない無表情な世界に産まれたなら
巧くやり過ごせない不適合者は自慰的に胸の殻に傷をつけるだけ
苦悩を突き立て
孤独の群れが同じドアを叩く
それは特別なサンクチュアリ
誰もが等しく救われるなら
僕らの存在は無意味なものになるだろうね
苦悩によって切迫し 苦悩が生きた証なのか
そう、そして思い出すのは笑った事より泣き出した事ばかり
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