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第肆章―裏切りの蝶―
過去を捨て、全てを裏切ってでも掴みたかったもの…
それを手にしたなら思い残すことなく生きれると、そう感じていたのに…
過去の因果からは逃れられず、大罪の渦にどんどん飲み込まれていく。
それが例え、誰も幸せになれず…ただ全てを傷つけ、悲しませるだけと知っても、私はまだ笑うことが出来るのか
それでも、私は…この選択を後悔しないのだろうか
答えはもう見えているのに、それを覆い隠すように…私は自分自身に問い続けた。
私自身を知るために…―
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