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ーー深夜3時ーーーーーー
俺のケータイがけたたましく鳴り響く
『ん~....雪夜ァ
うるさいぃ....』
俺の名前は 相原 雪夜
身長 180センチ
29歳
少し長めの黒髪
職業 調理師
どこにでもいる
ただの男....
俺はけだるそうに携帯のディスプレイを覗き込む
こんな時間に電話してくる奴なんて
あいつしかいない
雪夜『はぁ....』
予感は的中
尚もケータイは鳴り続ける...
雪夜『はい....
今何時だとおもってるんですか?
綾さん』
向こうからかすかに漏れる
女性の声
隣で寝ていた彼女も
気になって身体を起こす
『だぁれ?』
怪訝に眉を寄せる
雪夜『....わかってます
すぐ....はい』
電話を切った後
大きなため息をつく
雪夜『悪い
俺出かけてくる
帰りは何時になるかわからない
帰る時は適当に帰って
鍵は弟がいるからかけなくていい』
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