22人が本棚に入れています
本棚に追加
『ちょっと!!
どう言う事!?
ちゃんと説明してよ!!』
俺は怒り狂う彼女の声を聞きながら
振り返る事無く家を出る
....また終わったな
苦笑いしながら
道路を横断し
公園をぬけて
二階建の一軒家へ入る
『ゴメンナサイ💦💦こんな夜中に』
申し訳なさそうに
それでも優しく笑う女性
雪夜『わかってるなら
こんな時間に
電話なんてかけてこないでください
綾さん』
俺は頭をかきながら
湿っぽい視線をおくる
綾『悪いとは思ったんだけど...
あの子...』
やれやれ....
あのくそガキッ!
また引き込まれやがったな
深いため息をついて
ドアの前に立つ
雪夜『あさがお!!入るぞ!!!』
返事はない....
俺はもう一度ため息をついて
返事のない部屋へ
勝手に入る
最初のコメントを投稿しよう!