人間

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「……ぷっ、ふふふ……あっはははは!」 勇儀は大声で笑いながら砂椰の肩を何度も叩く。 「ちょっ、痛っ、痛い、痛いからこれ以上叩かないで下さい!」 「あははは……悪い悪い、大丈夫か?」 「大丈夫なら喋ってられませんて……」 砂椰は叩かれた部分をさすりながら言った。 「まぁ、確かにそうだね。それよか、少しは緊張は解けたかい?」
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