消えるD/大泥棒を捕まえろ

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「いくぜ、ドーパント。いや、怪盗D!」 スカルはドーパントの顔に拳打を放つ。だが、しっかりと防がれた。 「その名は人が付けたものです。僕は好きじゃない」 ドーパントの拳が、スカルの顔に向かって伸びる。スカルは、頭を振ってそれをかわした。 「名前なんてどうでもいいさ。お前がドーパントである事に変わりはない」 「偽善者気取りが調子に乗るなよ」 ほぼ同時の蹴り。威力は、互角。衝撃で二人の間に距離が開く。 互いに武器を掴む。 スカルはスカルマグナムを、ドーパントは細身の剣を構えた。
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