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「心配するな。あいつを止めて、必ず迎えにくる」
「うん……待ってるよ」
視線を交わし、言葉を交わす。
風都野鳥園を出る。ファイヤーブレードに跨がり、ハーピィ・ドーパントを追走する。
巨大化したハーピィ・ドーパントは、空を舞いながら周囲を破壊している。迂闊に近づけない。
(どうする?)
横転した車をかわし、スカル……勇は考える。
空中、巨体、接近不可。キーワードが脳裏に浮かび、結論を導きだす。
《ブレット》
左手に、ブレットメモリを挿したスカルマグナムを握った。
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