Sとの決着/ブラックダイヤモンド

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攻守交代。今度は、サーティーン・ドーパントが攻める。 大鎌が振り下ろされる。かわす……かわせない。体に激痛が走る。 それに耐え、蹴りを連続して放つ。だが、当たらない。当たる気がしない。 (なんて差だ!) 蹴りは全て、紙一重でかわされる。それはつまり、こちらの動きが見切られているということだ。 接近戦では勝負にならない。迫る大鎌を腕で防ぎ、スカルは距離をとった。 《ブレット》 出し惜しみはしない。 スカルマグナムを構え、光弾を発射する。 ブラックダイヤモンドが光弾を受け止め、砕け散った。
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