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体が熱い。こんな感覚は初めてだ。自分の体に異変が起きているのかもしれない。だが、今はどうでもいい事だ。目の前には、強敵がいる。体を気にする余裕などない。
迫る。迫る勢いを利用して、足を振り放つ。サーティーン・ドーパントはそれをかわした。
「これは……」
サーティーン・ドーパントが驚いている。
蹴りは、間違いなくかわされた。だが何故か、サーティーン・ドーパントの腕から煙りが出ている。
「やってくれますね」
サーティーン・ドーパントは大鎌を構え、スカルに肉薄。銀色の刃が、腹部を薙いだ。
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